
6歳男児の双子を育ててる、チクワ(@DaysTikuwa)です。
2018年秋から自宅マンションの専用庭で家庭菜園を始めました。初心者向けの野菜ということで、小松菜と玉ねぎを育てました。
小松菜は比較的短い期間で収穫できるので、本当に「初心者でもOK!楽しく育てられます」という感じでしたが、玉ねぎは秋に植えて次の年の初夏に収穫です。長期戦になりますが、難易度は低いと言うことで、家庭菜園を始めたばかりなのにチャレンジしてみました。
その結果は、こんな感じです。

写真では分かり難いですが、実はとってもミニサイズ。玉ねぎというよりはペコロスになってしまいました。
どんなところが悪かったのか、私のやった事と、反省点を記事にしました。これから玉ねぎを育ててみたいな、と思っている方の参考になればと思います。
まずは玉ねぎを育てる土作り
雑草だらけの庭を耕すところから始めました。荒れ地に入れたのは以下のものです。
- もみ殻くん炭
- 牛糞堆肥
- カキ殻石灰
1つずつ見ていこうと思います。
もみ殻くん炭
小松菜を育てるために作った区画には腐葉土を入れました。でも、あまりフワフワな土にならなかったんですよね。たまたまツイッターでみた「もみ殻くん炭、いいですよ。愛用しています。」っていうツイートを見て、買ってみました。
もみ殻なので、腐葉土よりもずっと細かいです。そのため、土に鋤き込みやすかったと覚えています。フワフワの土になったように思えます。アルカリ性なので、酸性に傾いた畑を中和する効果もあるそうです。
ただ、もみ殻くん炭は軽いので、混ぜすぎると用土が崩れやすくなってしまうそうです。気をつけないと・・・
もみ殻くん炭はこんな感じの商品で、ホームセンターでも普通に買えました。
牛糞堆肥
小松菜の肥料として化成肥料をあげましたが、せっかく家でやるのなら、オーガニック的な菜園にしたいなって思い始めたところでした。そしたら堆肥だろうと思って牛糞堆肥を買いました。
あとで知ったのですが、牛糞堆肥にはほとんど養分は含まれていないそうです。どちらかというと、土壌改良の要素が高いそうです。
ペレット状の物を買ったので、今も土の上にツブツブと分解しきれていない物があります。ちゃんと調べてもっと栄養分のあるものを用意する必要がありました。
カキ殻石灰
毎度小松菜のときと比べていますが、小松菜は苦土石灰を入れました。有機肥料の場合は、どうしたらいいんだろう?って思いながら、ホームセンターに行ったら、カキ殻石灰がありました。
カキ殻石灰は苦土石灰と違って、入れすぎてもアルカリ性に傾き過ぎないそうです。どれくらい入れたらいいのかよく分かっていない私のようなシロウトには有り難いな、と思いました。いつの間にか菜園で目視出来なくなったので、中和してくれていたんだなぁと思います。
次に作るときは、カキ殻石灰の他に元肥となるものを鋤き込んでから植えようと思います。肥料が無いので小さな玉になったんだろうと思います。
リン酸が多めの肥料がいいようなので、有機肥料で育てる場合は、鶏糞堆肥や骨粉、バットグアノのようなものが、良いらしいです。
私は鶏糞堆肥がいいかなぁと思っています。未発酵のものは臭いがあるらしいので、発酵済のものを買わないとダメみたいです。
私が鶏糞堆肥を選ぼうと思っている理由は、は化成肥料並に即効性があるらしいというところです。追肥にも使えるとのことなので、これがいいかな。
種から苗を育てて、定植するまで
玉ねぎはえんぴつくらいの太さになるまで苗を育てます。
私が育てた苗はこんな感じ。

定植した時の写真ですが、えんぴつの太さというよりは、えんぴつの芯の太さでした。
いくつか原因が考えられます。
間引きをしなかった
玉ねぎの種は筋播きをするようにと言われますよね。私もそのとおりにしたのですが、初心者なので加減がわからず必要以上の種を巻いてしまったようです。剣山の様に苗が密集して大量発芽したので、間引きする気になりませんでした(笑)
このままにして、大きく育った苗を選んで植えればいいやと思っていましたが、どの苗もドングリの背比べ状態であまり大きさに差はありませんでした。
間引きが大変になることを見越して、あまり種を密集させたいように種まきをするべきでした。次は気をつけます。
因みに、6〜7センチ位の大きさになったら一回目の間引きをします。苗の混んでいる所を抜いて行くそうです。私は激混みの苗で意気込みが萎えました(笑)ここで頑張っていたら、かなり違っていたはずです。10センチ位の大きさになったら、株間が1.5センチになるように間引くそうです。
追肥をしなかった
追肥は2回目の間引きの後にするそうです。間引きしなかったのでタイミングがよくわからずにそのまま放置してしまいました。
種まきから50〜60日後、えんぴつの太さに育ったら定植です。
追肥は元肥と一緒で、リン酸が多めのものが良いそうです。鶏糞堆肥や骨粉ですね。
定植後、冬の休眠期間にやらなかった事
間引きもしない、追肥もしなかった私の苗がえんぴつの太さなる事はなく、11月末に定植しました。
定植した場所で5月末〜6月まで育てるのですが、最初の長い期間はほとんど見た目が変わらない休眠期間になります。
サボり魔の私はまたしてもやらないといけない事をやりませんでした。こちらです。
水やりをしなかった
根付くまでは頑張ったのですが、それ以降はほとんどお水をあげませんでした。冬の乾燥する時期にお水をあげないだなんて、ダメダメです。
それでも枯れなかったので、玉ねぎの生命力って強いんですね。
真面目に水やりを様するようになったのは暖かくなってきて玉が肥大し始めた頃からです。
追肥をしなかった
1月、2月、3月に追肥をするべきなのですが、しませんでした。正直、追肥ってどうやればいいのかわからなかったんですよね。
で、YouTubeで調べてこちらの動画を参考にしました。
動画では、細い棒を突き刺して玉ねぎの周りをぐるぐるっとかき混ぜる「中耕」をしています。
私も割り箸片手に菜園に向かったのですが、3つやってこれは無理だな、と思ってしまいました。
よく考えたら、動画の玉ねぎはマルチをしていて、周りを耕せないんですよね。私はマルチなんていうプロっぽいものを使っていなかったので、普通に株間を耕せばよかったのですが、お手本と違うことをやるほど応用力がついていなくて、潔く追肥という作業は捨てました(笑)
ぐるぐるした3つの株には1回だけ追肥をしたのですが、そのうちの一つが一番大きく育った玉ねぎだったので、追肥ってかなり重要なんだな、と実感しました。次は真面目にやろうと心に誓いました。
マルチをしなかった
上にも書いたのですが、マルチをしませんでした。槌が付くむき出しのまま育てたのですが、大丈夫でした。
たまたまかなぁ。
初収穫と実食!その感想
収穫をして一番大きなものの重さを測ってみました。

77グラムでした。種のパッケージには250グラム〜350グラムの大玉が出来ると書かれていたので、想定よりもだいぶ小さいですね。
それでも枯れずに収穫できたので、成功と失敗の中間くらいですかね。
収穫した玉ねぎは、スープにして味見をしてみました。その時のツイートがこちらです。
旦那も同じことがような感想を言っていました。
「外側の一枚だけはすごく苦いけど、あとは普通の玉ねぎだね」だそうです。
そして、「玉ねぎはダメだなぁ」って。
なんだとー!リベンジするに決まってるじゃない?なんの為に失敗したと思っているのよ?
失敗した原因を考えて試行錯誤をするのが楽しいのに、分かっていないなぁ・・・
美味しくなかった対策として、コンパニオンプランツのジャーマンカモミールを一緒に育てようと思っています。
ジャーマンカモミールは玉ねぎの味を良くするコンパニオンプランツだそうです。美味しくできるといいなぁ。
次に植えるときにやろうと思っている事
と言う訳で、今年も9月になったらまたたまねぎを育てようと思います。
以下が、改善点です。って言っても、セオリー通りのことをサボらずにやりましょうというだけなのですが(´∀`;)
- 元肥としてリン酸が含まれたものをすき込む
- 苗作りを怠らない。特に間引きはちゃんとやって、大きな苗に育てる
- 追肥をやる。休眠期間でも玉ねぎは生きているんだってことを忘れない。
- 水やりもサボらない。
- コンパニオンプランツとして、ジャーマンカモミールと、混植する。
こう見るとダメダメですね。それでも育つ玉ねぎは本当に初心者向けの野菜でした。
今回の反省点がどんな効果をもたらすか、来年の今頃、記事にしたい!そう思っています。
最後まで読んでくださってありがとうございます。