
古い中古マンションをリフォームして住んでいるチクワ(@DaysTikuwa)です。
中古マンションを購入して自分たち好みにリフォームして住もうとお考えですか?
いいですね!
私も自分たちでリフォームした今の住まいをとても気に入っています。
「フローリング、どんな色にする?」など、全て自分たちで決めたマンションはとても愛着があります。
でもね、不満がないわけではないのです。
私達は業者選びに失敗したと思っています。
ぼったくられたのではないかと疑っています。
これらからリフォームをする方の参考になればと思い書いた記事です。
Contents
私が中古マンションをリフォームした経緯
結婚してから家賃10万円の2DKの賃貸マンションに住んでいました。
6年住んでいて2回目の更新をどうしよう?という話になったのです。
賃貸の契約更新で引っ越しを考える
賃貸の更新料って高いですよね。
これを払うくらいなら、引っ越しをしようという話になりました。
案は二つ。
1.今よりももっと安い賃貸物件を探す
2.中古マンションを購入する
賃貸と中古マンションを見学
どっちにするか方針が決まらないまま、賃貸物件探しと中古物件探しをしました。
最寄り駅は変えたくなかったので、近所で探しました。
賃貸物件と中古とはいえ分譲物件を比較して、思ったことがあります。
やはり、分譲物件は設備が違う!
私は中古マンションを購入するほうに心が傾きました。
見学を繰り返しているうちに、すごく気に入った中古マンションが出てきたですが、キッチンが狭いんです。
「これじゃあ、食洗機おけないね・・・」とつぶやいた言葉に、アテンドをしてくれていた不動産屋さんが、一言いいました。
「狭いならリフォームして広げたらいいんじゃないですか?」
ずっと賃貸暮らしだったので、自分たちで直すという発想がなかった私たちには衝撃の一言でした。
ビフォーアフターを見てリフォームを決意
「リフォーム」ということに驚いた私たちを、不動産屋さんはとあるマンションに連れて行ってくれました。
そこはかなり古いマンションで、中古物件がいくつか売り出し中でした。
「今から行く部屋は、退去されたままの部屋です。次に行く部屋はフルリフォームした部屋になります。」
たまたま、同じ間取りの部屋がふたつ売り出されていて、ビフォーアフターを見学させてもらえることになりました。
ボロボロの古い部屋が新築のようにピカピカになっているのを目の当たりにして、自分たちでリフォームをしようと決めました。
そして、中古マンションを購入することが決まりました。
リフォーム業者を不審に思った理由
中古マンションを購入した不動産会社からリフォーム業者を紹介してもらいました。
全国展開している大手の不動産会社の紹介なので、信用してそのリフォーム業者に任せることにしました。
何度か打ち合わせをしてリフォームが終わるのを楽しみに待っていました。
でも、引き渡しの時から結構最近まで何度も「え?」と思ったことがあります。
忘れられてたトイレの棚
トイレに棚を付けてほしいと要望を出していたのに、ついていませんでした。
引き渡しの時にそれを指摘したら
「あ、つけますよ」
と、その場で設置してくれました。
でもね、適当なものを持ってきたんだと思うんですよね。
壁と棚の間に中途半端な隙間があって見るたびにイライラします。
ここはそのうちDIYで何とかしてやろうと思っています(笑)
ついたままになってた洗面所の棚
逆になくしてほしいとお願いした洗面所の棚がついたままになっていました。
「洗面所に棚がないと困りますよね~」と言っていましたが、棚がついている向きが気に入らなくて後で購入しようと思っていたんですよね。
元からあったものをそのままにしたみたいで、白い色が黄ばんでいるのもがっかりポイントでした。
全く違う洗面台
TOTOで水回りをそろえると割引してもらえるということだったので、お風呂・トイレ・キッチン・洗面台をTOTO製品で選びました。
選択肢が少なくて残念でしたが、それでも気に入ったものを選んだのですが、実際の洗面台は全く違うものでした。
選んだものよりもだいぶ安っぽい・・・
聞いてみたら私が選んだものは天井にぶつかってしまうため設置できなかったそうです。
それならそうと事前に連絡をしてもう一度選びなおさせてくれたらよかったのに・・・って思いませんか?
無料でサービス、その実態
打ち合わせで私はビニール巾木を選んでいました。
っていうか、選択肢にビニール巾木しかなかったのです。
でも実際は木巾木が付けられていました。
ビニール巾木よりも木巾木のほうが見栄えがいいですよね。
「無料で木巾木に変更しておきました」と言ったリフォーム業者さんに、感激をしたのを覚えています。
でも、木巾木よりもビニール巾木のほうが高いんですよ。
それを知ったのはDIYに興味が出てきてからなので、リフォームしてから5年以上経ってからでした。
騙されていたことに気付かずに感謝していただなんて、自分のアホさ加減に腹が立ちます。
品番の書かれていない見積書
古いマンションなのでマンション全体で色んなメンテナンスをする機会があります。
その中で、排水管の交換というものがありました。
キッチンの壁に穴をあけての工事でしたが、もしリフォーム見積もりがあれば同じものを用意して元通りにしてくれるという親切な対応をしてくれました。
リフォームの見積もりをちゃんと残していたので提出したのですが、それをみた排水管工事の業者さんが教えてくれました。
「これ、品番も全然書いていないね。見積もりになってないね。」
見てみると確かにそうでした。そこに書かれている金額は妥当なものかどうか、まったくわかりません。
これからリフォームする人に伝えたいこと
私が不審に思っているリフォーム業者は、マンションを購入する際に仲介してくれた大手不動産会社から紹介されました。
大手の紹介ということと、賃貸物件の契約満了日が近いこともあって、すぐにそこに決めてしまいました。
後になって振り返ってみればそんなに急がなくても良かったのです。
私の場合、どうしたら良かったのか?書き出してみました。
時間がない?不動産会社に相談してみればよかった
賃貸の契約満了が近かった私達。
その日までに絶対に出ていかなければならないと思っていました。
本当にギリギリに引っ越しをする予定になったのですが、六年もお世話になった部屋をきれいに掃除する時間がとれなそう、と残念に思っていました。
戻ってくる敷金も減らされちゃうかもしれないですしね。
そんなとき、旦那さんが不動産会社に相談をしてくれて、月末まで延長してもらえることになったのです。
家賃は日割りで払いました。
もちろん更新料は払っていません。
その半月があればもっと慎重にリフォーム業者を選べたのに、と後になって思いました。
退去までにリフォームが間に合わないようなら、まずは今借りている物件の不動産会社に相談をしてみましょう。
業者は複数から見積もりをとって決めればよかった
私の住んでいるマンションは古いということもあって、リフォームのチラシが沢山入ってきます。
そのチラシに書かれている見積もりの金額のほとんどは200万円前後です。
内容も私たちがした工事内容とそれほど変わらないものです。
それに対して私が払ったリフォーム代金は400万円。
高すぎですよね?比較することがなかったのでそれに気づくことが出来ませんでした。
事前に複数業者に見積もりを取ればもっと安く済んだかもしれません。
高すぎる勉強料を払うことになってしまいました。
後日談として、1年も経たずに不動産会社から問題のリフォーム業者との提携を解除したという連絡が来ました。
そしてそのリフォーム業者とは連絡が取れなくなってしまいました。
まとめ
自分たちでリフォームをする場合は複数会社に見積もりを依頼しましょう。
賃貸物件から引っ越しをする場合は、数日なら賃貸期間を伸ばしてもらえることもあります。不動産会社に相談をしてみましょう。
是非後悔のないリフォームをしてくださいね。